飛散防止フィルム

飛散防止フィルムとは・・・

地震や台風の時に窓ガラスが割れ、そのた破片によりけがをしたり、大切な物を破損して

しまうというケースは珍しくありません。また、人が窓ガラスに衝突する「不慮の事故」

も意外と多く発生しています。

飛散防止フィルムを窓ガラスに貼ると、これらの災害、事故によるリスクを大幅に軽減す

る効果(減災)が期待でき、窓ガラスにおいての安心・安全な環境を整える事が出来ます。

【飛散防止フィルムの構造】

飛散防止フィルムは、建築窓ガラス用フィルムの中でもシンプルかつスタンダードな商品です。

施工性も良く、特別な加工がされていないものはコストも比較的低いので、公共施設や学校等

にも多く導入されています。

基本的な厚みは50μm前後。PETを素材としているので、透明度が高く、薄くても強度があります。

PETフィルムを複層構造にして、更に性能を向上させた製品(貫通防止フィルム)もあります。


【飛散防止フィルムの効果】

飛散防止フィルムを窓ガラスに貼ると、衝撃で窓ガラスが割れても、ガラスの破片が飛び

散る可能性を劇的に軽減します。(防犯の効果はありません)

また、耐紫外線処理剤によりUVカット効果が発揮され、室内への紫外線の侵入も防ぎます。

■ガラスによる二次的被害の防止

地震や台風で割れたガラスが飛来や落下する事による被害や、窓ガラスへの衝突事故時に

ケガを負うリスクを軽減します。

■避難路の確保

避難経路にガラスの破片が飛散すると、円滑な避難を阻害したり、ケガをしたりする要因

となります。飛散防止フィルムを貼って、ガラスの飛散を未然に防ぐことにより、安全な

避難路を確保する事が可能となります。

■UVカット(紫外線カット)

透明なものが多い飛散防止のフィルムでも、省エネ用のフィルムと同じく紫外線を防ぐ

効果があります。(耐紫外線処理がされている事が条件)


【飛散防止フィルムの活躍している場所】

飛散防止フィルムは、オフィスビルをはじめ、各種公共施設、マンション、一般住宅に

いたるまで、様々な場所で活躍しています。

コストパフォーマンスが良いという理由から、主に学校や役所関連施設などで採用される

事が多く、防災・減災対策の一端を担っています。


主な導入物件は・・・

一般住宅・マンション・オフィス&店舗・病院・介護施設・保育施設・学校等